旧小野田セメント製造株式会社竪窯2011/05/13


きんかんで食事を楽しんだ後は
本日最後のスポットへと向かいます。

下関発、JR山陽本線・新山口行。


小野田で乗り換え。


小野田駅。木造のホームがなんともいい風情。


JR小野田線・宇部新川行に乗り込みます。
1両編成の見るからにローカル線って感じで旅気分が盛り上る!

で、ここが目的地の南小野田。


いかにも単線のローカル線の駅ですな。
券売機も改札もありません。

で、南小野田駅を出た所が太平洋セメント。旧小野田セメントです。
この入口のすぐ左わきにあるのがこちら↓

確かにここに目指す史跡があると教えてくれてます。


工場敷地の外周をぐるりと回り込むような形で史跡があるようです。


地図に従い進みましょう!ズンズンズンズン・・・・。
それにしても誰もいないなぁ・・・。

つきあたりに案内板です。さすがコンクリート製。


順路に従い右に曲がると階段です。昇って行きましょう!


まだ道は続いてます。すぐに隠れて写真には写せなかったけど
この通路には小さなトカゲがいっぱいいました。

通路を回り込むと見えてきました煙突が!きっとあれだね!


さらに渡り通路を渡り先へと進みます。だいぶ近づいてきたぞぃ!


おっとまた出た!順路はこちら→


あともう少し・・・


ようやく辿り着きました重要文化財 旧小野田セメント製造株式会社竪窯です。
搔い摘んで概略をば。明治16年日本で初めて民間会社が造ったセメント窯。
そして完存する日本で唯一のセメント焼成用窯でもあるのだ。
また、西日本の建設事業の近代化を支えた旧小野田セメントの
中心的施設としても重要な施設なのである。


屋根の部分はセメント窯の保護のため最近取り付けられた物です。
レンガ積みの部分や煙突部分は一部修復はされてますが、
当時のまま保存されてます。
それにしても誰も来ないなぁ・・・。

これは焚口。この窯は石灰石を高温で焼成する工程を担ってった窯。
ここへ燃料を入れて燃やしてたんだと思います。


このセメント窯の脇には、その他の工程で使われてたであろう、こんな機械や


こんな機械が真っ白に塗られて置いてあります。
説明が無いので何の機械かは不明です。

ここでも誰にもすれ違いませんでしたがそんな事はいいんです・・・。
このセメント窯も日本の近代化を陰で支えてきた近代化遺産の一つ。
ここでも名もなき人達が、よりよい明日を思い描き
一生懸命働き、今の日本の礎となったのだと思うと
中々に感慨深いものであります。
これからも大切に残していきたい史跡だと思います。
ちなみに、わたくしセメント好きではありませんので(爆)

誰にも合わないまま小野田セメント窯を後にします。
この日の観光はここまで。後は宿泊地の広島へと向かいます。
さらば、南小野田!です。

訪問日:2011/5/1

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