魚梁瀬森林鉄道2011/05/23


馬路森林鉄道は3分の2スケールのミニ鉄道でしたが、その元となった鉄道。
それが魚梁瀬森林鉄道です。すでに廃線となってはいますが
高知県東部中芸地区5町村に今も18か所もの遺構が残り;
経済産業省からは近代化産業遺産群、
国からも重要文化財に指定されています。
なので帰り道はその遺構を探しながら帰りました。
生憎雨が本降りになったので視界も悪くあまり沢山は立ち寄れませんでしたが・・・。
※降雨で足元も悪いうえに、現地もあまり整備されていないため
 分かりやすいアングルでは撮影出来ませんでしたので、
 詳細や良いアングルの写真は中芸地区森林鉄道遺産を保存・活用する会さんの
 サイトをリンクしておきますのでそちらでご確認ください・・・。
分かりにくいですが橋の橋脚、赤い鉄骨が分かりますか?

犬吠橋(いぬぼうばし)。※詳細な説明&写真はこちらを
下に流れる犬吠谷川にかかる鉄橋。
開通当時は木製の橋脚だったそうですが、大正13年に
現在の鉄橋に掛け替えられたそうです。

お次は平瀬隧道(ひらせずいどう)。※詳細な説明&写真はこちらを



全長は70.6m。明治44年の開通の石造りのトンネルです。


地味過ぎて通り過ぎてしまう様な場所ですが、ここも史跡。
釜ヶ谷橋(かまがたにばし)※詳細な説明&写真はこちらへ


草木が鬱蒼と生い茂ってるので分かりにくいですが、
いわゆる鉄橋です。こちらも建設当時は木製だったそうですが
機関車導入時に鉄橋に掛け替えられ現在に至るそうです。

雨に煙ってて分かりにくいですが、写真中央のアーチが次の史跡。
釜ヶ谷桟道(かまがだにさんどう)※詳細な説明&写真はこちらへ


現存する森林鉄道唯一の石造りアーチ橋。
この時は結構な雨が降ってて断念しましたが、
下の河原はピクニック広場に整備されてるので、
そこから眺めるのがベストらしいです。

この日立ち寄れた最後の史跡。
明神口橋(みょうじんぐちばし)。※詳細な説明&写真はこちらへ


全長43.2m。鉄骨トラス橋。歩いて渡る事ができますよ。
夕食の予約の時間もあるし、今回は以上5か所で終了です・・・。
名残惜しい・・・。
ただ全18個所を回ろうと思うと1日がかりになる事必至。
あらためてこの森林鉄道だけを散策する旅に出かけようと思います。
なので今回はその日のための予告編と言うことで!

訪問日:2011/5/3