縮景園2011/10/26


                                                         広島城を後にして、徒歩で移動。歩くこと10分程度かな・・・


名勝 縮景園へイツテミタ。入園料は250円。安い。


元和6年(1620年)浅野長晟が別邸の庭園として
築成された回遊式庭園。残念ながらここも原爆による
被爆で一度は焼失。今は当時の姿の再現。
だけど、十分美しいお庭を堪能できますよ!


入場して最初に目に入るのが清風館。ここが縮景園の
ほぼ中央に建てられてる数寄屋造りの建物。

縮景園っていう名前の由来は、幾多の景勝を集め縮めて表現したからとか、
中国杭州は西湖の景色を模して縮景したからだとか諸説あるそうな。

園の中心には大きな池があり、その中に10数余の島。
周囲には山を築き、渓谷、橋、東屋等が建てられてます。



そしてそれらを繋ぐ園路によって回遊する造りになってるのだ。
つまりブラブラと歩き、角度によって変わる様々な景色を楽しめる庭なんだな。
当時はこれ、お殿様個人の物ってんだから贅沢だよね。

園路の一部は橋と橋によって繋がってたりします。


橋は一人で通れるぐらいの幅。ちばけとったら落っこちそう。


今日も空が青い・・・。



分かりにくいでしょうが、この一角には稲が植えられてます。
なんでも、昔の藩主がここで田植えをして豊穣を祈願したとか。

看花榻(かんかとう)。座席はろくろ式で回転したそうです。
この場所ですぐ脇を流れる京橋川や対岸の桃林を眺めてたそうです。


峯(げいきほう)。ここが園内で一番高い場所。
その昔はここから厳島まで見渡せたそうです。
あっ!今は見えませんよ。念のため。


如何にも涼しげな建物は悠々亭(ゆうゆうてい)。
四阿(あずまや)と呼ばれる様式の建物は、納涼茶会や
歌会などに使われてたそうです。残念ながら原爆により
一度は焼失し、昭和44年に復元したそうです。

街との調和と見るか、無粋なビルと見るか・・・。



跨虹橋(ここうきょう)。池を二分する形で掛かってます。
近くに行くとかなり急な上に手すりもないので渡るには
ちょっと勇気が必要です。眺めるだけにしときましょう。(笑)

園内には小川のせせらぎがあったり・・・


飛び石の渡りがあったりで、飽きがきません。
それどころか空気もいいしどこかのんびりして
気持ち良くなって来ます。





もみじの木立や、歩くたびに変わる景色が時の立つのを忘れさせます。


楊貴妃型石燈籠。どのあたりが楊貴妃なんだろうね?
と思ってたら、楊貴妃がかぶってた冠に似ているからだって。
じゃぁ楊貴妃の冠型ってすればいいのにね。

かつて、ここから流れ出た水は流川を通り広島湾へと出てたそうです。


これでぐるりと一周。のんびり約2時間過しました。
観光客もそんなに多くないので静かだし、
自分のペースでゆっくり回れるのがいいね。

さて、そろそろお腹も減ってきたのでそろそろ次へと向かいましょう。
今回の広島旅行二回目のアレ!いただきます。
ではでは次回へと続く!

訪問日:2011/9/24

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