豊岡市出石 前編2011/10/05


本日2回目の更新です。

今年の夏季休暇の食べ歩き旅歩きは
一泊二日でお隣の兵庫の伝建を中心に、ぐるっと訪ねてみました。
なので、今日から暫くは「ぐるっと兵庫編」になります。

ぐるっと兵庫編、最初の訪問地は・・・・
豊岡市出石。伝統的建築群保存地区。
城下町として栄えた町として有名ですよね。
岡山の人は遠足やバス旅行なんかで訪問された方も多いのでは?
この時計台は今や出石のアイコン的存在「辰鼓楼」。
明治4年(1871年)に建設された鼓楼。当時は1時間毎に
太鼓を鳴らして時を知らせてたそうです。ちなみに今見えてる時計は三代目。


この土壁の倉は地元の造り酒屋さんの酒蔵。赤い土壁が歴史を感じさせますな。
まだ午前中だというのに、朝からカンカン照りで露出が厳しい・・・
空は青くていいんだけどね。


酒蔵の斜め向かいにあるのが、出石資料館。(大人200円)
明治時代に生糸業で栄えた豪商の旧邸。
当時の暮らしぶりがそのまま再現されている資料館。

館内は撮影可能なので遠慮なく。


倉の中は藩政資料の展示室になってるらしい。


最後に出られる方は“猫”が入りますので戸を閉めてください!



中は甲冑や出石焼の焼きもの等が展示されてます。


ここの二階は四方から風が吹き抜け、凄く涼しい。
都会と違ってヒートアイランドも関係ないからかもしれないけど
昔の家は涼しいってのは本当だと感じます。
ただ、冬は寒いんだろうけど・・・

出石資料館を出て次に向かったのは・・・

宗鏡時(沢庵寺)。そうです。皆様大好きな沢庵の開発者と
いわれている沢庵和尚のお寺さん。
たくあん漬けには諸説あり、沢庵和尚が考案した説。
関西で流行ってたものを沢庵和尚が江戸に広めた説。
徳川家光が東海寺に沢庵和尚を訪ねた際に、
大根のたくわえ漬けを出した所、あまりに美味しかったんで
「たくわえ漬けにあらず!沢庵漬け也!」と言ったとか・・・駄洒落か・・・・

ありがたい、沢庵和尚ゆかりのお寺さんは外観だけ拝観して次に向かいましょう!

道すがら発見したカラーのマンホールの蓋。
岡山でも見つけたけどここ出石もカラーになってました!シンボルは辰鼓楼ですね。

さて、長くなりそうなので今回はここまで。
出石散策の旅はまだまだ続きます・・・

訪問日:2011/8/12